自己紹介その②最近の中学受験に思うこと

そんな中、最近の中学受験勉強のハードさには、びっくりすることが増えています。
学校で習う範囲を逸脱しないというルールがあるので、試験問題でよく出る範囲は決まっているものの、すごくニッチな問題や頭を捻るような問題も出てきています。
それに対応するように、塾では、多くの生徒が効率よく膨大な範囲をマスターできるよう膨大な過去問などのデータを基に、カリキュラムを洗練させています。

最近の中学受験は、偏差値アップのルートが解明されすぎて、一人一人が考えて工夫する余地が少なく、大人に示された道を歩むように、大量の問題をとにかく黙々とスピーディーに処理する力をつけることが求められている気がします。

そこには頭を働かせる余地は以前より減っているのかもしれません。

小さいうちにしか身につかないことは確実にあるので、小さいうちから勉強することには大切な部分があります。
たとえば、ピアノも小さいうちから繰り返し練習することで素晴らしいスピードで滑らかに、指先から美しい音を奏でることができるようになります。
ある程度成長してからでは指を動かすスピードとテクニックを身に付けるのは厳しいものです。
計算力に関しても、幼いうちから鍛えることで、スピードと正確性を身に付けることができます。

だから、小さいうちから机の前に座る習慣を作り、本を読んだりさまざまな体験をしたりして世界の深さや難しさを知り、考えて答えとしてアウトプットする力をつけることは、とても大切だと思います。

とは言うものの、今多くの小学生のゴールとなっている中学受験が本当にその子に効果的なゴールになっているのか、勉強する環境として本当に適切なのか、ちょっと考えるところがあります。

もちろん、できる子はどんな状況でも、考えて何か本質的なことに気づき、その中で自分らしさを発揮していくのですが、多くの場合、とにかくこなすことに懸命になって、気づけば考えずにただこなすだけになってしまっている気がします。

それでいいのかな?と時々考えます。

続きます。

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